
そんなワンダーゲゼレの大工の若者ベンさんがカールベンクスハウスに働きに来ました。彼はなんとドイツからロシア・中国・韓国を経由し、フェリーで下関から入国、ほとんどの移動をヒッチハイクでここまで来たというツワモノです。今の時代でもそんな旅が可能だということにまず驚きますが、出会った人達はみんな親切にしてくれたという彼の話を聞くと他人事ながらに嬉しくなります。ちなみに彼の一風変わった服装は伝統的な職人のものだそうで、旅の間中は基本的にはこの服で過ごすのだそうです。
His name is "BEN", a carpenter, and came from Germany as WANDERGESELLE.
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分厚い“旅日記”には様々な想い出の記録と共に、各地で出会った人に書いてもらったメッセージがたくさん記されています。
This is his travel diary with a lot of messages from people whom he met.

ベンクスも1ページ書きました。
Bengs also wrote it.
松代での3週間ほどの滞在を終えて今度は大阪へと旅立って行ったベンさん。道でヒッチハイクをする彼を見付けたら是非協力してあげてください(笑)
He's left for travel again after working at Matsudai Karl Bengs House for almost three weeks.
《参考》
ドイツでは職人は
親方:マイスター[Meister/master]
職人:ゲゼレ[Geselle/artisan]
見習:レアリング[Lehrling/apprentice]
の3階級に分けられるのだそうです。